おとなりさんの練習帳

思いを言葉にして伝える・考えを整理する練習帳です。こつこつ成長したい。

夜の帳をロンと共に下ろす。

(※おいらハリーポッターの結末知らんよ!という方はネタバレますのでお気をつけください)

ハリーポッター1巻をパラパラと読み返していたら、ハリーに出会ったばかり場面で、次のようなロンの言葉が。

"I've got a lot to live up to." -P136, L9

どういう意味かな?と思って調べました。
「僕はたくさんの期待に応えなきゃいけないんだよ。」という感じでしょうか。
「兄弟に比べられて、もういい加減にしてくれよ僕6番目の子供だよ?
上の兄ちゃん優秀だし目立つしイタズラの才能あるしさぁ。」
って気持ちで入学し、ホグワーツでは伝説のハリーと比べられ。
憧れや親愛の情とともに、抑えきれない嫉妬の気持ちを抱えるようになり。
映画版(7の前半だったかしら?)で
ロンが分霊箱を壊す際にみる幻覚で、ハリーとハーマイオニー
"You're nothing. You are nothing."
(「あんたなんてクズよ」みたいな訳だった、確か)
と言われていたのも心に残っています。
ローーン!そんな卑下せんでええんやよ!という気持ちでいっぱいになったおとなりです。
「友人に劣等感や嫉妬を抱く」というロンの感情はとてもリアルで、
同世代として読み進めたティーンエイジャーの方々は感情移入せずにいられなかったのではないでしょうか。
あるいは年上世代も「そうそう、わかるよ」って温かい眼差しで読んでいたり。

さて、そんなロンですが、
見事分霊箱をぶっ壊し、ハーマイオニーと結婚して子供にも恵まれます。よかったね。
そんな彼を表現する英文を見つけました。
上述のロンの台詞内にある"live up to A(名詞)"は、「〜の期待に応える、〜に沿う」という意味です。
だから、すべてを乗り越えたロンは、

He has lived up to expectations.

「彼は期待に応えた」になるんですね。
ほんと偉い。多感な思春期によく頑張った。
でもごめん、私ルーナラブグッドちゃん派。
ということで、英語表現の覚え書きなのでした。